2023.2.21

『OYF学習塾』〜国立高専紹介(明石高専)〜

本日は国立高専紹介、『明石高専』について説明させていただきますので、ぜひ拝見してみてください!

まず、国立高専がどういった場所かご存知でしょうか。
国立高専は1961年の6月に学校教育法の一部改正により創設され、そして、1962年には第1期校として計12校の国立高専が設立され、現在は合計51校55キャンパス設立されています。

『明石高専』の歴史


明石高専は1962年の第1期の12校舎の内の1つとして兵庫県に設立され、機械工学科、電気工学科及び土木工学科の3科が設置されました。
1966年には建築学科が新設され、4学科となりました。


そして、1994年土木工学科が都市システム工学科に改組され、1996年には専攻科(機械・電子システム専攻、建築・都市システム専攻)が設置されました。


1999年には電気工学科が電気情報工学科に改組され、現在は機械工学科、電気情報工学科、建築学科、都市システム工学科の4学科及び専攻科を有した学校となっております。
本年には創設60周年を迎える国立高専の中でも歴史の深い学校となっております。

『明石高専』の特徴


明石高専の特徴は国立高専内でも1位を誇る偏差値の高さです。前述した4学科の偏差値は67〜69(変動有)となっており、兵庫県内でもトップクラスに入試難易度が高い学校としても有名です。
そして、
1.豊かな人間性
2.柔軟な問題解決能力
3.実践的な技術力
4.豊かな国際性と指導力

この1〜4を教育目標に掲げ、『時代にふさわしい実践的な技術者』の育成を行います。

【それぞれの学科の特徴】

機械工学科
材料・設計・エネルギー・生産、加工・計測、制御といった機械部品の製作から利用、計測といった機械部品を扱う上での全行程を一貫して学び、高い技術力を有したエンジニアの育成を行います。卒業後の主な進路は、進学と就職が5割ずつとなっており、進学では東京大学をはじめとする、旧帝大のような難関大学や専攻科への進学。就職では、トヨタ自動車(株)や川崎重工業(株)といった日本を代表する企業への高い就職実績を有します。

電気情報工学科
生活に欠かすことのできない重要資源である電気エネルギーについて学習します。更には、コンピュータシステムを構成するハードウェア・ソフトウェアについても学び、人工知能を駆使した装置の開発などを目指します。
卒業後の主な進路は、近年では就職:進学が2:8の割合となっています。
主な進学先は、進学では東京大学をはじめとする、旧帝大のような難関大学や専攻科への進学。就職では、三菱電機(株)や関西電力(株)といった大企業への就職が主な就職先となっています。

都市システム工学科
構造力学・水理学・土質力学といった3つの力学を基礎とし、コンクリートなどの材料、快適で暮らしやすい街づくりの開発、自然災害から都市を守る構造物の作成、暮らしやすい街づくりと動物等の自然環境の共存について学んでいきます。
卒業後の主な進路は、進学:就職は6:4の割合となっており、進学では東京大学をはじめとする、旧帝大のような難関大学や専攻科への進学。
就職では、五洋建設(株)や阪急設計コンサルタント(株)へ就職実績があります。他にも都市システム工学科では国土交通省や府庁、市役所など公務員としての就職実績もあります。

建築学科
建築における、計画系・構造系・環境系の専門分野とそれらを総合しての設計演習や実験を通して、豊かな創造力総合力を養成します。
〈生きることは住まうことである〉
という言葉に基づき、我々の人生の根源である建築を幅広く基礎から学んでいきます。
卒業後の主な進路は、進学:就職は6:4の割合となっており、進学では東京大学をはじめとする、旧帝大のような難関大学や専攻科への進学。
就職では、(株)大林組や(株)竹中工務店などの大企業への就職実績もある他、市役所など公務員としての就職実績もあります。

【専攻科】

『機械・電子システム工学専攻』
機械・電子システム設計開発の共通的基礎となる応用工学、機械システム技術者に必要な工学知識及び電子システム技術者に必要な工学知識を教授・研究し、先端的な生産システムや工業製品の開発に貢献する新しい開発型人材を育成します。
修了後の主な進路は、年度によって違いますが、大学院への進学が就職より少し多くなっています。

『建築・都市システム工学専攻』
建築学と都市システム工学の両分野を基礎として、建築環境や都市環境を合理的に計画、設計、構築するためのより高度な専門的知識総合的理解力及び実践的技術力を養成します。さらに、将来の技術革新に柔軟に対応するための自己学習能力、創造力及び問題解決能力を身につけた技術者を育てます。
修了後の主な進路は、近年は就職が進学を上回っています。

他にも、生活面では、国立高専は4年次から制服が無い学校がほとんどですが、明石高専は1年次から制服が無いのも1つの特徴です。

『明石高専』の編入試験


全国の国立高専には4年次に編入学が出来る制度を設けている学校が多くあります。
明石高専も編入学を受け入れてる学校の1つですが、明石高専の編入試験がどのようなものか見てみましょう!

明石高専の編入試験の大きな特徴は、
①数学の学力試験がある。
②出願資格にTOEICの受験実績が求められる。

この2点になります。

①に関して、多くの国立高専の学校では、編入試験における学力試験で志望学科における1〜3年次に学ぶ専門科目が主な試験科目となりますが、これに加え、明石高専では数学の試験も実施されます。これにより、専門科目と数学の両方の対策を行わなければなりません。
編入学を目指す多くの学生は工業高校出身であることが多いため、数学などの普通科目は国立高専とカリキュラムが異なり、工業高校での学習範囲外も対策しなければならない非常に難しい試験となっています。

②に関して、国立高専の中には、専門科目の学力試験に加え、英語の学力試験を行なっている高専もありますが、TOEICの受験実績を提示する高専はごくわずかです。
出願時に願書提出時から2年以内におけるTOEICのスコアレポートの原本の提出が要求されます。
これは、国立高専から大学編入を受験する際、ほとんどの大学でTOEICスコアの提出が要求されますので、大学編入を見据えた対応となっております。

明石高専の編入試験は、この2点により、他の国立高専に比べても非常に難しい試験となっており、しっかりとした対策が必要になってきます!

OYF学習塾では、国立高専への4年次編入試験に関しても対策を行なっています。
気になる方は下のボタンをクリックして、OYF学習塾の国立高専対策をご覧ください。

まとめ


いかがだったでしょうか。国立高専を代表する学校、『明石高専』について紹介させていただきました。国立高専内でも1位を誇る高い学力を有している学校で、多くの著名人も輩出している名門校です。進学と就職の両方で高い実績を残し続けている学校です。国立高専の中でもより高いレベルで学びたい方にはぴったりの学校となっています。寮も充実しているため、県外の在校生も多くいます。国立高専を目指している学生の皆様、『明石高専』という選択肢も考えてみてはいかがでしょうか。

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□OYF国立高専模試の詳細について

*2022年 第2回模擬試験詳細✳︎

[開催方法]対面orオンライン
[開催日] 2022年11月19日(土)
      (オンラインは別途)
[試験科目]数学・英語・理科・社会・国語
[受験料] 5000円(税込)
[会場]  OYF学習塾 広島駅前校
      〒732-0804
      広島市南区西蟹屋4丁目4-26 1階

□受験お申込み手順

*対面*
お申込み窓口から公式LINEを追加していただきますと、受験料のお支払い方法と試験前後の流れをご案内致します。

*オンライン*
対面同様、まずはお申込み窓口である公式LINEを追加していただき、ご案内に沿って手続きをお願い致します。
また、オンライン受験の場合は、受験料のお支払いが確認出来次第、試験問題を送付させていただいての受験となりますので、受験期間を設けています。原則、受験期間内に試験を実施していただきますよう、宜しくお願い致します。
(なお、オンライン受験をご希望の方は、ご自宅で受験していただきます)

※公式LINEは下記ボタンをクリックしてHPから追加できます!

※公式LINE追加後に、詳細のご案内等をさせていただきます。
 ご質問等もそちらのチャット上で承っていますので、気軽にお声掛けください!